ロースクールたより5月号
こんにちは。去年と比べて奨学金の振り込みが遅いことを憂いている限界ロー生のunknown39です。
本家本元のロースクールだよりが掲載されている受験新報は、6月号発売が延期になりました。
数少ないロースクールコンテンツである、ロースクールだよりが読めないことを残念に思っている読者諸兄も多いのではないでしょうか。知らんけど
阪大ローも前期は全てオンラインで講義を行うことが決まり、ローにも登校できない(自習室へ荷物を取りに行くこともできない、ぐう畜)状況が続いているので、
果たしてブログを更新する意味があるのか?
と334秒くらい悩みました(あと本当に書くネタがない)。
が、いつもtwitter上で面白いとツイートして下さったりリツイートして下さったりする方がいらっしゃるので、何とかネタを絞り出して更新していきたいと思います。
今回のテーマはサザエさんよろしく3本立てです。
➀レポートについて
➁自主ゼミについて
➂司法試験・予備試験の日程等について
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➀レポートについて
私がよくレポート課題がしんどいと愚痴をツイートするので、阪大ローはレポートの量がアホみたいに課してくるというイメージを持っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
設問1だけで5000字埋まるみんぽよのレポート、頭おかしなるで
— unknown39 (@unknown3913) 2020年5月12日
なお設問2もあるもよう
結局今回の週末もレポーヨ課題で潰れて心がイタイイタイなのだった(なお未完成)
— unknown39 (@unknown3913) 2020年5月10日
ぬわあああああああんレポーヨ疲れたもおおおおおおおおん!!!!!!(定期)
— unknown39 (@unknown3913) 2020年5月5日
結論から言うと、確かに多いというのが率直な感想です。ここで、今履修している科目とそれに対応するレポート課題を書き出したいと思います。
☆企業課税法:レポート課題は無い。が、予習として教科書の該当箇所を読み教員に質問事項をメールで提出する。質問の質で平常点を加算(毎回0点~3点)
☆刑事法律文書作成1・2*1:毎回、事前のレポート課題を提出する。課題に対してA4で3~4枚以内で作成し、メール添付
憲法:最低一回は事前に答案を提出する(二回目以降は任意)。A4で4~5枚。
また、復習として毎回レポートを課す。A4で1~2枚。
行政法:二回に一回事前にレポートを提出する。A4で3枚~4枚。また、復習として講義の内容を受けて手直しした答案を提出する(これも二回に一回)。
☆模擬裁判(刑事):レポート課題無し。
☆民事訴訟法応用3:毎回、事前のレポート課題を提出する。A4で2~3枚。
☆民法応用3:二週間に一回、レポート課題を提出する。
今学期の鬼門。A4で5枚以上(目安は5枚だが・・・)。
採点が鬼のように厳しい。あとレポートの評価が全体の5割を占める。
☆比較法史:毎回、授業後に復習問題の課題レポートを提出する。600字程度。
☆法医学:レポート課題は無し。但し、二週間に一回プレゼンテーションがあるため、プレゼン資料を事前に作成して提出する必要がある
感覚的には、一週間に5,6個のレポートを片付けていくことになります。
全てのレポート課題を100%全力で取り組むのは到底無理なので、サボると痛い目に合うもの(民法とか)はしっかりやり、平常点のみで内容の出来はそれほど気にされないもの(刑事法律文書作成や公法総合演習)は程々に、といったようにメリハリをつけてやってる感じです。
リアルタイムでソクラテスを行う講義が(法律基本科目では)無いのが救いでしょうか。
前期まででレポート地獄が続きますが、何とかやっていきたいと思います。
➁自主ゼミについて
自主ゼミについては、10月号で書きました(過去記事参照)。今の所、ロー内では特に組んでません。
lawschoolreport.hatenablog.com
色々とご縁があり、今は他の大学のロー生とゼミを組んでいます。内容としては、答案(構成)をGoogleDriveに挙げて、疑問点を質問し合う感じです。
今使っている教材は、新・考え過ぎる民法です。
各テーマ(公序良俗、94条2項の類推適用、代理etc...)毎に本試験レベルの問題文・設問の量がある演習問題が掲載されています。出題趣旨や、各設問・論点に対する著者のコメント、答案構成の例が付されているため、自習には困らないと思います。
また出題論点も、どの論証集にも載ってるオーソドックスなものから、組合員の個人責任・損益相殺の認否といった「こんなの勉強してないよ~」と言わんばかりのマイナーなものまであります。
イメージとしては、「旧司法試験の問題を学者がいじって作ってみた演習本」でしょうか。
今は授業との兼ね合いであまり参加できてません(答案出すだけ)が、何とか時間を見つけて取り組んでいきたいですね。
➂司法試験・予備試験の日程等について
昨日、ようやく法務省から今年度の司法試験・予備試験の日程が発表されました。
(司法試験)
8月12日(水) 選択科目・公法系科目
8月13日(木) 民事系科目
8月14日(金)(中日)
8月15日(土) 刑事系科目
8月16日(日) 短答式試験
(予備試験)
8月16日(日) 短答式試験
10月頃 論文式試験
翌1~2月頃 口述試験
※新型コロナウイルス感染症の状況により、さらに延期等する可能性あり
今年は司法試験・予備短答共にお盆休みに実施(の予定)になりました。
予備については、学部4回生は私立のロー入試、ロー生にとっては期末試験と重なるということで受験をするか、するとしてどこまで短答に時間を割くかを考えなければならないのが難しいところです。
個人的には、
短答・・・期末試験の対策と並行してやる必要があり(期末試験機関とは重ならない)、時間のやりくりが難しい
論文・・・後期が始まってすぐであり、時間的に余裕があるが来年の本試験を見据えてどこまでやるか(特に実務科目)を考える必要がある
というのが現時点での感想です。
勿論、今年で最後の受験ですので最終合格を当然狙います。浦安総合センターで僕と握手
今年はきちんと論文全科目の再現答案を載せたいと思います。
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5月号の内容は以上です。
6月号ですが、本当にネタが尽きたら鬼滅とかぐや様について書きます。