こんにちは。授業が再開し、自習室に入り浸る日々が続いているunknown39です。
期末試験が近づいてきたので先週遂にtwitterの更新を停止しました。裏垢でこっそり呟いているのは内緒
アイコン代えたばっかりでアレですが、明日から暫く
— 𝓾𝓷𝓴𝓷𝓸𝔀𝓷❸❾ (@unknown3913) 2020年1月5日
トゥイッターお休みします。
質問箱にも回答しませんのでご了承下さい。 pic.twitter.com/ceQFCzdusA
「アイコン代えたばっかりで~」ですが、先週ユータさんに描いて頂いたものがこちらです。
かわいいは作れる(物理)
女子高生・制服・藍色眼鏡でオーダーしたところ、送って頂いたのはまさかの『アズールレーン』のエンタープライズさん。指揮官ワイ大歓喜。
本当にありがとうございます。家宝にします。
・・・『テメーのヲタク趣味など心底どうでもいい』という声が来てると思うのでそろそろ本題に入ります。ブラウザバックしないでください。
今回のテーマは「予習と復習」です。
(目次)
1.ローにおける予習と復習
2.予復習のタイプ別紹介
3.私の予復習の取り組み
4.まとめ
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1.ローにおける予習と復習
少人数のゼミを除いて、法学部の授業は基本的に予習不要、復習も期末試験前にザーッと見直す程度で十分、単位もそれでもらえる・・・そういう認識を私は持っていましたし、読者の方もそうだったのではないでしょうか。
ロースクールでは建前上教員が学生に質問を行い、学生が質問に回答する。更に学生が教員に質問を行うという、いわゆる(←ここ重要)「ソクラテスメソッド」が授業で採用されています(選択科目の基礎科目(労働法基礎や税法1等)は通常の講義形式です)。
基本的に教員が事前に質問事項を指示するため、学生が授業までに質問に対する回答を考える(メモする)ことが求められています。予習は、この質問に対する回答の準備がメインです。
予習についてさらに詳しく説明します。
授業で使用する教材は、主に二種類です(必修授業の場合)。
➀(質問事項が記載された、)教員お手製の授業レジュメ
②ロースクールで使用することが想定されている、質問事項等が記載された問題集
2年前期の必修授業は、基本7法と民事実務基礎です。分類すると、
②が商法(会社法事例演習教材)・民訴法(ロースクール民事訴訟法)
※年度によって担当教員が異なるため、来年度以降もこうなるとは限りません
授業では、教員が一人ずつ指名して質問をしていきます。誤答に対する教員の反応はまちまちです(ヒントが与えられたり、そのまま次の人を指名したり)。が、黙ったままだと教員の機嫌が悪くなり、平常点にも響きかねないのでNGですね。
質問のレベルは、訴訟物や語句の定義を答えさせるという簡単なものから、判例の要約・事例におけるあてはめ等色々です。難しい質問に当たったら神を恨みましょう。
予習はこんな感じです。
これに対して復習は学部とローで内容が変わることがありません(レジュメの見直し等)。科目によっては復習レジュメが配られたり(民法、刑法)、レジュメの作成を義務付けられたりします(会社法、法曹倫理)。
2.予復習のタイプ別紹介
シラバスには、科目ごとの(教員が想定している)授業外の学習時間が記載されています。
前期の必修科目における学習時間を全て足すと↓になります。
予習:22時間
復習:13.5時間
トータル:35.5時間(一日当たり約5.1時間)
「一日5時間か・・・やれなくもないな」と思う方もいらっしゃると思われますが、
・授業は大体一日2コマなので3時間潰れる
・予備試験を受験する場合は択一・論文の対策を別にする必要がある
・通学時間や生活の雑事(食事・入浴・家事もろもろ)を度外視している
ことを考えるとなかなかしんどいものがあります。
待兼山(キャンパスがあるところ)でゆるキャン△するしかありませんね。
・・・冗談はさておき、ローの予復習で忙殺されず、「健康で文化的な最低限度の生活」を送るためには上手く手を抜く必要があります。
以下、それぞれ類型ごとに紹介します。
a)予復習なんてしなくてええ!ソクラテスは教員とのガチンコ勝負や!タイプ
質問に対する回答を準備せず、質問が回ってきたらその場の機転や教科書・参考書の参照により乗り切るものです。
自習に回せる時間が増えるので、予備試験に絶対合格したい方にはお勧めかもしれません。ただ、回答を考えている時間は意外とないのでリスキー。
b)自分が当たる箇所だけ予習するよタイプ
ローではこれが主流ですかね。どの質問が当たるかはある程度予測できるので、ピンポイントでその質問だけ回答を準備するものです。aタイプよりも精神衛生上よいのが利点。
しかし、他の人が欠席したり、質問を複数答える等して当たる質問がズレることがしょっちゅうあります。周辺の質問についても準備することが無難。
c)一通り全ての質問に回答するよ(ただし深入りしない)タイプ
呈示された質問全ての回答を準備します。後述しますが、私はこのタイプです。
頑張って下さい。
3.私の予復習の取り組み
cタイプのメリットを紹介します。
・どの質問が来ても対応できるので、精神衛生上よい(授業に集中できる)
bタイプだと、仮に準備してなかった質問が当たると事前に分かった場合その質問への回答を授業中に考える必要があります。aタイプは言わずもがな。
考えている最中に、教員の重要な説明を聞き漏らすということもあり得ます。
・分からないところを炙り出せるので、学習事項にメリハリをつけることができる
cタイプでは、回答について深入り(質問事項にないにも拘わらず原審や第一審を参照する、調査官解説を読む等)しないのがミソです。
質問に対して、その理由付けも含めて空で説明できるもの・回答できるが理由付けを説明できないものがあるとします。授業では後者の疑問を解決するために集中して聞き(場合によっては教員に質問)、前者については聞き流すということが可能です。
・問題の内容が一通り頭に入っているので、復習(試験前含めて)が楽
一気に15回の授業内容を見直すことは骨が折れます。予習段階で分からなかった所を重点的に見直すことで復習を効率化できます。
デメリットは、abタイプよりも予習時間が増えることです。
・・・・さて、ここで読者の方は
「全ての質問について回答を準備するの無理じゃない?先輩ノート使って楽してんじゃないの????」という疑問を私に対して持っていると思われます。
白状すると、一部の科目では先輩ノート(昨年度の授業内容をメモした資料)を使用しています(した)。
ただ、先輩ノートを写して終わり!という訳ではありません。取り扱う問題に目を通し、まず自力で回答を考えて基本書や百選など手持ちの資料を見ても回答が分からない時に参照しています。
写した後も、なぜそうなるのか考えて自分の言葉で説明できるように適宜書き替えています。
また今年から担当教員が変わる場合も少なくないので、先輩ノートが必ずしも万能というわけではないです(そもそも先輩ノートの記載が誤りの可能性も・・・)
先輩ノートと上手く付き合うことが重要です(謎の開き直り)。
4.まとめ
決してローの授業を軽視しているわけではありません(司法試験対策としてためになる授業も多いです)。
学生の可処分時間には限りがあるので、適宜手を抜いて自学の時間(過去問検討や自主ゼミ)や余暇をいかに確保することがロー生活では大切だと思います。
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今回はこれで以上です。
次回は後期の授業の総括について書きます(2月初旬頃)。